子どもにおすすめしたいロボ工作【水圧式ロボットアーム】を作ろう!!
こんな方におすすめ
- 子どもが作れるロボットを探している方
- 作れるか心配で購入を迷っている人
- 制作過程を確認したい人
- まだ子供が小さく制作補助したい人
- 子どもに作る楽しみを教えたいと思っている人
こんな人はこの記事を参考にしてください。ホームぺージ
[st-kaiwa4 r]へー。でも水の力でロボットって動かせるの?[/st-kaiwa4]
[st-kaiwa2]シリンダー内の水に力を加えることで生まれる「水圧」で動かすことができるんだ!!
それじゃあこれから詳しく説明しよう!!
※このサイト掲載記事は企業様に承認を頂いているものになります。無断転用はご遠慮ください。
『水圧式ロボットアーム』について
ELEKITの商品で正式名称は水圧式ロボットアーム[MR-9105]
こんなことができる
グリップで幅5㎝のものをつかむ
吸ばんで約50Gまで持ちあげられる
腕(アーム)が上下する。※範囲44°
上腕(アームの下部)が上下する。※範囲45°
ベース(本体)が回転する。※範囲270°
手首が上下する※範囲98°
手首が回転する※範囲180°
●水圧式ロボットアームは水の力でロボットのアームを動かすロボットになります。
●アーム先のグリッパーで物を”つかむ”、”放す”の操作が出来ます。
●吸盤モードで平らなものをくっつけて持ち上げることが出来ます。
対象年齢
対象年齢 | 10歳以上 |
難易度 | レベル4 |
はんだづけ | なし |
電池使用 | なし |
駆動方式 | 水圧式 |
最大定格荷重 | 約640g |
サイズ | W242×H415×D525mm |
用意するもの
写真添付する
- プラスドライバー
- ニッパー
- はさみ
- 定規(60㎝くらい測れるもの)
- マーカーペン (細)
- コップ
- 水
- キッチンペーパーまたはティッシュペーパー
所要時間
⏱約4時間54分
(小学生高学年一人での制作時間)
※公式HPでの工作時間では5時間程度
さっそく作ってみよう!!
まず外箱はこんな感じ
今回は、水の力でスムーズな動き!『水圧式ロボットアーム』を作るよ!
中には小さな部品も入っているので小さなお子さんがいるおうちでは取り扱いに注意してください。
中身はこんな感じです。
組み立て前に必ず確認
- プラスチックパーツを切り取った後は必ずニッパーでバリをとろう!
- タッピングねじは最後までしっかりしめよう!
- 部品の形や取り付ける向き、位置をよく確認しよう!!
- 『水』を使うときは近くにぬれてはいけないものがないか確認しよう!
※組立説明書の最初のページに書いてあるのでよく読んでから作りはじめましょう。
部品を差し込むときに穴がたくさんあるので差し込む穴を間違えないようにして、タッピングねじはつばなしをつかう。
説明書通りにしていくと上記写真のようなものが出来るので、これを2つ作ります。
次に、ベースとコントローラーの取り付けをしていきます。
丸い大きな部品にF2パーツをつけていくのですが、ここは説明書に沿って簡単に作れるので難しいところだけ書いていきます。
上の写真に数字を書いていますが、タッピングねじを①、②の順番で取り付けてください。
ねじは最後まできちんと締めないと完成してからここを回したときに根本の部分が折れてしまいます。
※万が一折れてしまってもパーツの購入が出来るようなので、もし壊れてしまったらエレキットで購入してください。
オレンジ色のグリップを取り付けたら、かるくスムーズに回ることを確認してください。
取り付けの過程でネジを強く締めすぎて固くなったり、スムーズに回らないときだけ、タッピングねじを少しだけゆるめてスムーズに動くよう調節して下さい。
最後までネジをきちんと締めること!きちんと締めていないと、完成時に根本が壊れてしまいます。
次にアームの組み立てです。
上腕・前腕・手首は説明書通りに組み立てていきます。
ここでの作業はネジをきちんと締めれば特に難しいところはありません。
このアームを先ほど作ったベースへ取り付けるときに注意が必要。
ここは写真を使って説明します。
このアームの下から出ているオレンジ色のところをや写真の矢印で刺しているベースの丸いところに取り付けていきます。
ここの中身が見えないので説明書も使います。
気をつけたポイントは2か所。
ポイント①歯車のところのバリはきれいにとること。ギアの歯も切らないように注意しギアの向きも気をつけて取り付けていきます。
ポイント②ギアがかみ合っているか確認。
次にパーツにオイルを塗っていきます。
オイルをこぼさないように下にキッチンペーパーかティッシュを敷きます。
写真のように青のシリンダーにオイルをつけすぎないようにくるっと一周塗っていきます。
※外側にオイルを塗らないようにしてください。
ここから作る各シリンダーは水を入れていくので隙間がないように組み立ててください。
チューブをカットしていきます。
用意するもの
・カットするチューブ
・マーカーペン(細)
・ハサミ
・定規もしくはメジャー
ここに注意
・チューブは斜めではなくまっすぐ切ること
・カットしたらチューブのはしに指示通りの番号をかく
・チューブの『0』、『1』は同じチューブからきること
チューブをカットして用意が出来たら、次にシリンダーへ水をいれていきます。
G15のクリップはコップのふちにかけつくくらいに水を入れておきます。
ピストンに水を入れる前は1番下まで押し込んだ状態で水にいれて、そのままピストンをもちあげシリンダーに水を入れていきます。
これを空気が中に残らないように何度か繰り返す。
チューブをシリンダーに取り付けるときは最後まできちんと差し込んでください。
差し込みがあまいとはずれたり、水が漏れる原因になります。
ここでなかなか空気を全部出せなくて最後にチューブを本体に着ける前にもやり直していたよ。
この作業を各パーツごとに行う。
チューブに番号を書いておいたので説明書を見ながら間違わないように組み立てていきましょう!!
少し勢いよく押し出すと空気を追い出しやすくなるよ!!
すべてシリンダーとチューブを繋げたらマーカーペンと定規やメジャーを使って目印をつけていきます。
写真だけだとわかりにくいかもしれませんが、コントローラーの上の部分からシリンダーを入れチューブは表側に引っ張りだしておきます。
コントロールレバーの中にバネを入れてコントローラー裏側の溝に沿ってパチンとなるまで押して入れます。
『水圧式ロボットアーム』シリンダーのアームへの取り付けここはしるしをつけてた一の確認をチューブが混線しないように説明書を見ながら順番に取り付けていって下さい。
自分でまだ見るのが難しいお子さんは大人の人と一緒にみてやってみてね。
マーカーでつけたしるしは必ず上側に合わせてください。チューブをきちんとしるしに合わせないと長さが足りずアームがうまく動かなくなる原因になってしまいます。
チューブをうまくつけることが出来たら完成!!
今回はロボットの大きさもあるので写真も多めにご紹介しました。
出来上がると迫力があり自分で操作して細かく操作できるところが楽しいようで、いろいろなものを挟んだり吸盤で持ち上げてみたりと出来上がりを楽しんでいました。
本人は『作るのが難しく、何度もやり直したり工夫したりして出来上がったときはうれしかった。』とのことでした。
今まで作ったロボットも同じことを言っていたような気が・・・(笑)
まとめ
普段注意散漫な息子ですが、今までにない集中力を発揮して最後まで制作していました。
間違って取り付けたところも自分で考えて、すぐに修正したりと考える力も養えるのかなと思いました。
そして何よりも完成した後の達成感と自分が作ったものが動いている感動があります。
見ているとあれこれサポートしたい気持ちにもなりましたが自分で考えて作ることが楽しいようでした。
このサイトを見てくださった方。さらに興味をもってくださった方。
このかっこいいロボット『水圧式ロボットアーム』是非作ってみてくださいね。
この記事についてのご質問などがありましたらお気軽にお問合せ下さい!!